2017年09月30日

見舞い

おはようございます、おじさんです。

曇りですね。
では、晴れればいいのかって話ですがね。

先日、夜の営業を休んだ。
計画的に休んだのではなく、急に休んだ。
休んで実父の見舞いに行った。
悪い予感がして、もうこれが最後なんじゃないか、そんな気がして店を休んで向かった。
急に思い立ったので、連絡もせず。
集中治療室に入ってると噂には聞いていたが、そんなところにはいつまでも居るわけでもなく、すでに出てきていた。
もちろん部屋番号なぞわからないので、病棟の端からしらみつぶしにすることに。
それにしても面会の受付ほど意味のないものはない。
相手の名前、自分の名前、そんな情報を書き込み、首からぶら下げるアレをもらう。
面会者を装った暗殺を防止するつもりなのだろうが、こちらの身分を正しく照会することもない。
何か記録でもつけてるのだろうか。
さて、しらみつぶしに探すつもりが、あっけなく部屋は見つかる。
病室に名札が掲示されていたのですぐにそれとわかった。
しかし、病室にはおらず、集会場のようなところを探す。
ようやく見つけた。
何度となく通り過ぎた車いすの前。
それが父だった。
相当に久しぶりだったので、父親でも全く気付かなかった。
声をかけるも、最初はおじさんを理解してもらえなかったのでお互い様か。
自分の名前を名のるのは恥ずかしい。
色々な管につながれていて、でも誰かが押すのであろう車いすに座っていられるならばまだマシなのだろうか。
あまり長居するのもナンだと思い、お土産のお茶を病室に置いて後にした。
ラゾーナで買った三國屋善五郎というところのお茶だ。
絶対飲まないだろうと思ったが、手ぶらというのも気が引けるので買った。
ただ、お茶なら喉に詰まったりしないと思った。

積もる話もあるかもしれないが、おそらく負担になるだろう。
それにああいった場所に長居できるほどおじさんは図太くない。
葬儀会場にも似た、独特な雰囲気に負けた。
帰り道、ラーメンを食べた後に小さく変わり果てた父を思い出した。
昔とずいぶんと変わり、バリバリ働いていたころの面影もなくなっていた。
たぶんこれが最後なんだろうと思って帰宅した。
なぜかそんな予感がしている。

さ、週末です。
よろしくお願いいたします。
では!


posted by レ・サルデ at 08:24| 営業日記

2017年09月29日

下がることの無い原価率

おはようございます、おじさんです。

早朝は曇ってましたが、今はすっきりと晴れ渡っていますね。
ま、こんな事をかくもんじゃない。
「快晴!」なんて書いておいて、直後に雨になって恥ずかしい思いをしたことは一度や二度ではありませんから。

さて。
昨日はランチ営業の後は、仕入れ先と打ち合わせ。
今まで以上に良い材料を仕入れよう、でも価格は抑えたい。
そういうこちらの無茶な要望を聞いてもらう、という打合せでした。
敵もさるもの、サンプルを持ってくるのですが、これが結構な美味しさだったりする。
で、価格を聞くとやっぱり高い。
世の中の常「いい物は高いもの」なのだ。
そこをなんとか!月にこれだけ使うから!
そんなもんでは埋まらないレベル。
結局、まぁしゃーないか、と買ってしまうことになる。
最近、いろいろなものが別のものに代わってきた。
替えてきた、といった方がいいでしょうね。
前にも書いたけど、当時と今では考え方も少しづつ変わってくる。
仕入れる当時は「君に決めた!」と思っても、使ってるうちに少し飽きてきて、ちょっと浮気してみる。
それがなかなか良かったりして、しばらく使ってみて様子見。
でもだんだんとアラが見えてきて、急に冷めてしまって元のサヤに収まる。
材料の話ですからね。
言っとくけど。
で、こうしてトマト缶や何やらもチェンジしてきた。
チェンジ自体は無料。
でも往々にしてどんどん高いものに手を出していく。
入っていはイケナイ魔境に踏み込んでいく。
基本的に美味しいものが好きな人間なんだから、こういったところは仕方のない部分。
半ばあきらめの心境。
こうして食材原価率がヤバい事になっていく。

ということで、たぶん来月から一部のメニューのグレードが上がります。
いいもの仕入れてもおじさんがいじくるからプラマイ変わらんかもだけど(笑)

今週末もよろしくお願いいたします。
では!
 









posted by レ・サルデ at 09:17| 営業日記

2017年09月28日

ミドボンの思い出

おはようございます、おじさんです。

4時頃の雨、凄かったですね。
田んぼの様子を見に行かなくて良かったですわ。
近くの田んぼがどこか知らんけど。

水中の溶存二酸化炭素量がある一定レベル以上に増えると水草の生育が良くなる。
水草は植物だから光合成をする。
だから、二酸化炭素量だけでなく光も必要。
正確にいえば、水中の溶存二酸化炭素量が増え、必要な時間帯に十分な光量があれば水草は生育する。
根からの養分を大量に必要とする水草もあれば、わずかな光があれば済む水草もいるので割愛するけど、
二酸化炭素と光は植物育成の二大要素であると小学生の頃に教わった。

今朝、酒屋さんの配達の荷物の中にガスボンベがあった。
そろそろ無くなりそうだったから注文しておいたの。
炭酸ガスのボンベ。
緑色してるから、通称「みどボン」と。
ここで冒頭の水草と結びつく。
大昔、熱帯魚にハマっていた時があった。
中学1〜2年のころ。
皆さんもご存知と思われる某有名化粧品会社の社長の息子が大親友で、彼と毎日のように熱帯魚屋めぐりをしてた。
アクアライフなんて雑誌ももちろん定期購読してた。
熱帯魚に熱中しだすと水草にも凝りだすのは普通。
そんな雑誌のグラビアに影響される。
箱庭のような水槽にきれいな熱帯魚を泳がせるのは快感なのだ。
この時はまだそんな考えは主流ではなかったが、現在は水槽内の溶存二酸化炭素量や光量管理し、水草を生き生きとさせる手法は現在では確立されている。
では、どうやって水中に二酸化炭素を溶け込ませるのか。
小さな水槽のひとつやふたつであれば、専門店で販売されているカセットコンロより小さなボンベで事足りる。
が、マニアの水槽はデカくてさらに複数所有しているので、そんなものでは交換の手間ばかり。
で、この「みどボン」登場となるわけだ。
でももちろんビール会社は販売してくれない。
あの手この手で飲食店と知り合いになって分けてもらう。
実はボンベ代は保証料を支払うので、それは空きボンベを返却しなくてはならない。
コーラ瓶のような安価な保証料ではないので飲食店としてもリスクを負う。
それでもボンベを手に入れたい。
親が常連の飲食店に頼み込んでもらう。
昔は無茶をしたものですわ。

さて。
安価で飼育しやすい熱帯魚から始まったおじさんのアクアライフ。
水草にもすぐに興味を持った。
誰しも通る道。
次にハマったのが肉食魚だった。
「エサ金」と呼ばれる安い金魚を買ってきてそれを水槽内に放ち、食われる様を観察。
どんどんエスカレートしていき、次に大型の肉食魚を飼育。
水槽も120cmになった。
こうなると水を張った水槽の重量もすごくて、350sくらいの重量になる。
家の中の置き場所を考え、専用の台を作ってもらった。
あの有名なアリゲーターガーやハイギョなどをそこに泳がせ、エサ金を与え続けた。
大型なので食べる量もハンパなく、エサ金を繁殖させる水槽も作った。
繁殖させたエサ金を与え続ける無限ループは1年で飽きた。

ある日、家族旅行から帰ってくると家が異臭で満たされていた。
6台ほどあった水槽の中の熱帯魚は全て死滅。
原因は温度調節のサーモの異常。
エサ金だけは常温なので元気だった。
これが決定打となりおじさんのアクアライフは終了。
今でも緑色のこのボンベを見るたびに熱帯魚を思い出す。

さ、今日も一日頑張ましょう。
では!
 









posted by レ・サルデ at 09:46| 営業日記